ドイツ国防軍陸軍の夏期制服、ホワイトチュニックを着用した大佐娘さんです。

ドイツ人の方から掲示板上で、「この制服のイラストが見たい」と
うれしいリクエストがあり、家中ひっくりかえして資料を探しました(笑)

この制服は、陸軍士官用に1937年7月9日に採用されたもので、コットン製です。
4月1日〜9月30日にかけて外出服として着用が認められていましたが、
あくまで公式な服ではなかったようです。
夏用のちょっとしたオプション的な制服なのでしょう。

胸の国家徽章は、取り外し可能な金属製です。
ホワイトチュニックは、戦車エースのオットーカリウスの写真が有名だと思いますが、
彼は、布製の国家徽章を着用していたようです。
ただ、いろいろな写真を見る限り金属製の方が一般的なようなので
こちらで作画しました。

左腰ポケットのフラップから吊り具を出して短剣や長剣を下げることができるようになっています。
襟章はついてなく、階級を示すものは肩章だけです。
また騎士鉄十字章で隠れていますが、正面のボタンは8つです。

制帽についている兵科色は黄色で、騎兵科の大佐という設定です。
2級鉄十字章(略綬)、1級鉄十字章、騎士鉄十字章、戦傷章銀章を佩用しています。
略綬は東部戦線従軍章と陸軍勤続章です。

白い制服はドイツ軍では珍しいので、なんだか新鮮な感じがしますね。
夏期用の制服ということで、背景も夏っぽく仕上げてみました。

 

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