フランス陸軍です。 フランスはあっという間にドイツに占領されてしまったので、 戦史にはあまり登場しないためか、 どちらかというと、占領された後に結成された ドゴール将軍の自由フランス軍や、 レジスタンス活動の方が有名な気がします。 自由フランス軍は、イギリスや、アメリカの軍服に フランス軍の装備を着けたりして雑多な軍装で 戦っていたようです。 このイラストの一等兵は、生粋のフランス軍独自の 軍服に身を包んでいます。 フランス軍は、ナポレオン時代にも見られるように、青い外套がトレードマークで、 1921年まで青い外套を使っていましたが、これ以降からカーキに変更されました。 次に描くときは、外套姿を描こうと思います。 ちなみに、襟章は、兵科と部隊を示しています。 カーキ地にダークブルーの線が入っているので、歩兵科で、 数字から、第16歩兵連隊に所属していることが分かります。 頭にかぶっているケピ帽もフランス軍の特徴ですね♪ ・・・ところで、襟の階級章といい、ヘルメットの形といい、 フランス軍とソ連軍の軍装はなんとなく似ているような気がするのですが、 何か関係があるのでしょうか?う〜〜ん。