武装SSのライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー師団の SS少将とその副官のSS少佐娘です。 SS少将(左)はちっちゃい少女に見えますが、 勲章を見ると、WW1に参加した歴戦の戦士であることが分かります。 ボタンホールに掛けた第2級鉄十字章と、左胸に佩用している1級鉄十字章は WW1で授与されたものです。 WW2でも同じ勲章を貰ったので、そのことを示す略綬がそれぞれにつけられています。 さらにWW2に入ってから騎士十字章を授章しています。 有能な軍人であったのでしょう。 左胸ポケットのボタン横につけられているのは党員章金章です。 肩章には副官共々LAHのモノグラムがつけられています。 副官のSS少佐は右肩から第二ボタンホールに掛けて飾緒を下げています。 これは、副官であることを示すもので、副官飾緒と呼ばれています。 このほかに参謀を示す参謀飾緒というのもありましたが、 これは、ペンシルの形が違います。 (ペンシルとは2本肩から下がっている先端の部分です。) 確か飾緒はナポレオン時代に始まったもので、もともとは参謀が 筆記用具を身に着けていたものが後世になって、飾りになった…だったと思います。 そのときの名残でペンシルと呼んでいるのでしょう。 今回は3DCGをそれと分からないように使ってみようと 試してみました。 このイラストでは各鉄十字章、LAHのモノグラム、1,2級鉄十字章略綬、党員章金章 SS少佐の襟章のシュテルン(星章)が3DCGです。